種類
【拘束型心筋症】
拘束型心筋症とは
拘束型心筋症は、心内膜(心臓内側の膜)が変性して硬くなる病気です。心内膜が硬くなると、心臓が十分に拡張できなくなります。通常、心臓はゴム風船のように拡張し、収縮しますが、心内膜が硬いとこの動作が難しくなります。
大人に比べて子供に多く発症するといわれています。
原因
心内膜心筋線維症、心アミロイドーシス、心サルコイドーシス、ヘモクロマトーシス、全身性硬化症などを伴って発症することもありますが、原因はいまのところまだはっきりとしていません。日本ではきわめてまれな病気です。
症状
息切れ、呼吸困難など心不全や不整脈の症状があります。心臓の内腔壁に血栓が生じ、抹消の血管に詰まる塞栓症を起こすこともあります。合併症としては脳梗塞、腎梗塞、肺梗塞などが起こります。また、全身のむくみ、肝臓の腫れ、腹水などの右心不全症状も出現することがあります。
治療
症状を和らげる対症療法が中心になります。心不全に対しては利尿薬投与が慎重に行われます。また、心房細動などの不整脈に対しては、ジギタリスなどの抗不整脈を投与します。血栓・塞栓症の予防にはワーファリンによる抗凝固療法が有効のようです。
あわせて読みたい













